暑い夏のワークウェアといえば空調服ですが、最近は普段使いも可能なデザインから女性向けまでたくさんの商品が出ています。なかでもバートルのエアークラフトシリーズはスタイリッシュで機能性に優れており、女性でも着こなせるユニセックスデザインで人気です。
ここではバートルの「エアークラフト」シリーズについて徹底解説&気になるお手入れの方法などをご紹介します。
そもそも「空調服」ってどんな服?
空調服とは空調ファン(ファンユニット)が内蔵されているワークウェアのことで、正しくは「電動ファン内蔵上着」と言います。アウターにファンの取付口があり、内側から電動ファンをはめ込みます。アウターの内側にはバッテリーを収納できるベルトやポケットがあり、ケーブルでつないで電動ファンを稼働させてアウター内に空気を送り込む仕組みです。
取り込まれた空気は体に沿って流れ、その風が汗を蒸発させて気化熱で体を冷やしてくれます。バッテリーの重さは約300~500g、稼働時間は製品によって異なりますがおおよそ8時間から長いもので24時間くらいのようです。
ワークウェアショップやインターネットで購入できます。一般に「空調服」と呼ばれていますが、これは株式会社セフト研究所が開発し株式会社空調服で販売している電動ファン内蔵上着の商品名です。ほかにも、株式会社サンエスが販売している電動ファン内蔵上着は「空調風神服」の商品名で販売されています。
株式会社 バートルから発売されているものが「エアークラフト」シリーズとなります。
株式会社バートルってどんな会社?
ワークウエアのブランド「BURTLE」を展開している株式会社バートルは日本のワークウェアメーカーです。
1958年(昭和33年)に広島県で創業したクロカメ被服株式会社がその前身です。2011年に「株式会社バートル」へ社名変更し、スタイリッシュでワイルドなワークウェアをシーズンごとに発表しています。
BURTLE(バートル)の空調服、気になる価格は?
スタイリッシュで機能的なバートルの空調服はとても人気です。女性でも着こなせるユニセックスデザインも人気の理由です。そんなバートルのエアークラフトシリーズですが、気になる価格はいくらくらいでしょうか。・アウター本体約6,000円~
・電動ファン約11,000円~・リチウムイオンバッテリー23,500円(2022年現在)このほか、充電器やケーブルなどの別売アクセサリーを入れるとかなりの金額になります。しかし、バッテリーユニットがひとつあればアウターは何枚でも購入して替える事ができますから、炎天下の真夏日でも安定して使いたいのであればランニングコストとしては高くないと言えます。
正規販売店でバートルの空調服を購入する際に確認したいことは?
BURTLE(バートル)のエアークラフトシリーズのお手入れ方法
服に電動ファンユニットを取り付けて、バッテリーで動かすバートルのエアークラフトシリーズですが、せっかく使うなら丁寧に長く使いたいですね。ここでは気になるお手入れ方法について解説していきます。エアークラフトシリーズのお手入れですが、おおまかには「アウター部分の洗濯」と「電動ファン部分のお手入れ」に分かれます。
・アウターからファンユニットを取り外す・アウターは洗濯表示に従って洗濯する・電動ファンはバッテリーとケーブルを外してすすぎ洗いする・バッテリーなどは拭き掃除する
BURTLE(バートル)のエアークラフトシリーズからファンユニットを取り外す
エアークラフトシリーズは、内側にファンユニットが内蔵されています。アウターを洗濯する前に必ず内側からファンを取り外し、バッテリーやケーブルなども取り出します。・ファンとバッテリーからケーブルを外す・アウターの内側からファンを取り付けているリングを外す
・アウターの外側から内側に向かってファンを押し出すように外す
お手入れが終わって取り付ける際は、上記の手順を逆に行います。
BURTLE(バートル)のエアークラフトシリーズの洗濯方法
夏場の暑さ対策として使うエアークラフトは、着ている間にたくさん汗を吸います。着用するシーンによっては粉塵や泥が付くこともありますから、洗濯しないわけにはいきません。バートルのエアークラフトシリーズはポリエステル100%のものから混紡のものまでシリーズによって材質が違いますので、洗濯表示に従って洗濯する必要があります。
だいたいのアウターが撥水やUVカットなど何らかの特殊加工を施してありますから、必ず洗濯表示を確認し手洗いや浸けおき洗いは避けたほうが無難です。使える洗剤の種類や乾燥機OKかどうかも洗濯表示で確認できます。
汚れの種類によっては前洗いをしたほうが良い時もあります。水溶性であれば通常の洗濯で汚れは落ちますが、油溶性や不溶性など汚れ方によっては固形石鹸を使ったり部分手洗いが必要になる場合もあります。洗濯をする際は、泥や埃、粉塵などある程度落としておくと洗濯トラブルを避けられます。
BURTLE(バートル)のエアークラフトシリーズファンユニットのお手入れ
電動ファンは流水で軽くすすぎ洗いをしながら汚れを落とします。バッテリーやケーブルは軽く湿らせた柔らかい布で汚れを拭き取ります。ワークシーンによっては粉塵や砂埃が付いてる場合もあります。場合によってはファンが壊れる原因にもなってしまうので、定期的にお手入れをしたほうが長く使えます。
ファンユニットは乾かして、再度アウターにセットします。
BURTLE(バートル)のエアークラフトシリーズのアクセサリー
エアークラフトシリーズには、ファンユニット以外にも役に立つアクセサリーがあるのでいくつかご紹介します。
・アイスパック通気エアダクトポケットに収納可能なサイズの保冷材です。・フリーザーベストアイスパックを3個収納できるメッシュベストです。保冷材を収納できないタイプのアウターや、酷暑での作業時に活用できます。
・デバイスパック
バッテリー保護ケースです。・ファンフィルター電動ファンを粉塵などから守る専用の不織布フィルターです。このほかにも新しいアクセサリーが発表されることもありますから、シーズンごとにチェックしてみると良いですね。
BURTLE(バートル)のエアークラフトシリーズを購入するときのチェックポイント
スタイリッシュで機能的なバートルのエアークラフトシリーズですが、実際に購入する際にはどんな点に気を付けると良いでしょうか。
・バッテリー稼働時間をチェックする用途によって使う時間も様々ですから、8時間程度でもいいのか長時間使用したいかを確認しましょう。・1サイズ大きなものを選ぶファンユニットが空気を送り込めるように、1サイズ大きめで選びます。
・素材や加工を確認する
用途によって素材(ポリエステル、ナイロン、綿、混紡など)や加工(撥水加工、UV加工、チタン加工など)の違いを確認しましょう。・デザイン長袖、半袖、ベストタイプ、フード付きなどいろんなデザインがあります。
裏地ありか無しか、どんなポケットがあるのかなども確認しておくと良いですね。
長時間使用する場合は、取換用のバッテリーを入れるポケットの有無もポイントになります。
BURTLE(バートル)のエアークラフトシリーズについてのまとめ
最近では電動ファン内蔵上着を日常的に使っている人も増えてきました。ワークシーンだけでなくDIY、アウトドアレジャーなどでもマストアイテムになりつつあります。中でもバートルのエアークラフトシリーズはスタイリッシュで機能的なので、様々なシーンで活躍しそうです。
ぜひワークウェアショップやネットショップでチェックしてみてください。
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